三井住友トラストグループでは、「個々人の多様性と創造性を経営に活かす」というダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの概念そのものを経営理念として有しています。
当社は、グループの一員として取り組みを進めています。
当社は、会社生活において上を目指して成長しようとする社員を応援し、女性ならではの出産や育児等、ライフイベントとの両立を図りながらも存分に能力が発揮出来るよう、女性が活躍出来る環境作りを目指しています。また、様々な制度や研修プログラムを設けており、女性の活躍をサポートしています。
女性活躍推進法に則り、以下を行動計画に掲げて取り組んでいます。
目 標
取組内容
2023年12月末時点
女性チーム長も続々と誕生しており、さらに次世代の管理者候補にあたる女性ユニットリーダーも多数活躍をしています。「業務社員」という一本の職掌の中で、本人のやる気と能力の発揮により、管理職はもちろん、制限なくキャリアアップを目指すことが出来ます。また、当社に占める女性社員の比率は90%となっており、ただ単に女性社員が多数在籍しているのではなく、まさに女性が主体となって日々の業務運営を行っています。
当社では、希望する社員は、結婚後に戸籍上の姓ではなく、旧姓を利用して働くことが出来ます。
また、出産・育児休業(妊娠中、および産後休暇終了日の翌日から満3歳に達するまでの範囲で2年間の休業が可能)や短時間勤務制度(子が小学校3年生を修了するまでの範囲で1日最大2時間30分まで勤務時間の短縮が可能)も充実しており、制度利用者も年々増加をしています。
2023年12月末時点
当社は、「女性活躍推進法」に基づく認定基準を満たし、さらに女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が評価され、2016年5月27日付で「えるぼし(2段階目)」認定、2021年2月24日付けで「プラチナえるぼし」認定、さらに、2021年4月16日付で「えるぼし(3段階目)」認定され、「えるぼし」「プラチナえるぼし」認定企業として最高評価を受けました。
なお、「プラチナえるぼし」認定企業は全国でも数少なく(2023年12月末時点 全国で47社)、その中で当社は10社目として加わりました。
「えるぼし」認定は、1段階目から3段階目までがあり、女性活躍推進法に基づく行動計画を策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な企業を厚生労働大臣が認定する制度です。
「プラチナえるぼし」認定は、2020年6月1日の「女性活躍推進法」改正により創設されたもので、「えるぼし」認定企業のうち、より高い水準の要件を満たした企業が認定を受けることができます。
今後も更なる女性の活躍を目指して、行動計画に基づき、引き続き積極的に取り組んでまいります。
2023年11月「PRIDE指標」の「ゴールド」を、三井住友トラストグループ、三井住友信託銀行、三井住友トラスト・ビジネスサービス(当社)、三井住友トラスト・アセットマネジメント、三井住友トラスト・カード、三井住友トラストクラブ、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス、日本カストディ銀行、三井住友トラスト・ライフパートナーズ、三井住友トラスト総合サービスがグループとして受賞しました。当社は、2020年より4年連続で受賞しています。
「PRIDE指標」は、LGBTQに関する企業等の取り組みの評価指標です。企業などの団体におけるLGBTQに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」によって定められました。企業の取り組みは、各項目にて評価をされ、「ゴールド」は指標の最高レベルです。
今後も、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)に取り組んでまいります。
当社では障がいのある人も、職場の一員としてやりがいをもって輝きながら働けることを目指しています。2020年度からは、身体に障がいのある社員に加えて、精神(発達)障がいのある社員の採用にも取り組んでおり、長く働きやすい環境作りに向けて取組を行っています。